こんにちは。
動物医療センター・ALOHAの院長の麻生です。
ALOHAでは以前から血液透析を実施している関係もあって多くの腎臓病の動物たちを治療してきました。また、あそう動物病院の時からも腹膜透析などの積極的な腎臓病治療をおこなっていました。
そういう中で獣医師、看護師スタッフの中にも腎臓病に対して興味を持ったスタッフが増えてきました。そういうスタッフのほとんどは自分の飼っている動物たちが腎臓病になり、腹膜透析や血液透析、そして尿管ステントの治療を受け、その効果を実感した獣医師や看護師です。彼女たちは獣医師や看護師である前に、一人の飼い主としてこれらの治療を受け、そしてその治療で自分の動物たちの命を救ってもらったという経験を持っています。だからこれらの治療に対して深い知識を持ちたい、同じような病気で苦しんでいる動物たちを救ってあげたいという強い気持ちを持っています。治療する側の立場だけでなく、治療を受ける飼い主さんの気持ちもわかるかけがえのないスタッフ達です。
こういうスタッフがいてくれることが、当院の強みだと思っています。
そしてそういうスタッフが育ってきた事、そして今までの腎臓病の治療の経験を生かすために、ALOHA内に「どうぶつ腎臓病センター」を開設しました。
新しい建物を建てたりしたわけではなく、自分達は今以上に腎臓病に対して真剣に取り組んでいくぞという決意表明です。
その一歩として、どうぶつ腎臓病センターの独立したサイトを立ち上げ、動物たちがちゃんとした治療を受ける事なく亡くなってしまう事のないように多くの方に情報発信をしていきたいと思います。


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