腎生検と同じように膀胱生検も膀胱の細胞を取って行う検査です。
一般的には腫瘍を疑う場合や難治性の膀胱炎でおこないます。
膀胱鏡や細径内視鏡が使える場合は、膀胱鏡下でおこなっています。犬や猫の雌の場合は3kg以上であれば膀胱鏡で検査ができますので開腹などの必要はまずありません。ただ、オスの場合は猫と8kg以下の雄犬の場合は細径内視鏡が尿道にはいりませんので、膀胱生検には1cm程度お腹を切って膀胱鏡を入れる必要があります。
しかし、原因がわからない難治性の膀胱炎や腫瘍を疑う症例には生検はとても大切な検査です。



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